2007.06.22
category : 音楽
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音楽 ハートに灯をつけて ドアーズ ホセ・フェリシアーノ
そうなのだ。自分だけのことじゃないと思うんだが、音楽は初めて聴いた頃とか聴いたときにあった何か印象的な事柄が曲のメロディなどと一緒に頭の中に残る。由紀さおりの「夜明けのスキャット」(古過ぎ?)が聞こると、自分の場合はアガサ・クリスティーのミステリー小説を思い出す。これは彼女の小説に夢中になっていた頃その曲が流行っていてテレビなどからも良く聞こえていたことがおそらく理由。
まだ梅雨も終わっていない(沖縄地方は梅雨明けしたそうな)のに最近の日本は暑い。そんな陽射しも熱い今日、汗をかきかき歩いてから帰宅して、なぜか聴きたくなってしまう曲のひとつが自分の場合はこれ。Jose FelicianoのLight My Fire。そう、「ハートに灯をつけて」だ。どの季節に聴いてもいい曲であることは変わらないけれど、自分的にはなぜか夏がぴったりくる。
この曲の原曲はもちろんジム・モリソンが書いたドアーズのもので、ドアーズのオリジナルも好きだったけれどフェリシアーノ版のほうがもっと好きだ。ストリングスをバックにギター一本で歌い上げるフェリシアーノの歌声は、日本だったら同じ盲目のシンガーである長谷川きよしにも似て、そのエモーショナルさは口先だけでメロディを追う歌手たちとは別格のものなんですよ。プエルトリカンであるフェリシアーノには、やはりラテンの香りがぷんぷんとして、それも好きな理由だ。
グラミー賞にも輝いたこの曲も含め、古くたっていい音楽はいいし、いつまで経っても多くの人たちの記憶に残る。小室なんかとは違うのだ。(笑)
Jose Feliciano - Wikipedia テクノラティ・タグ:
ホセ・フェリシアーノ ,
ドアーズ ,
ハートに灯をつけて ,
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The Doors
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