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在日ふぃりぴん人よもやま話

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カルデロン一家(そろそろ終わり)

2009.04.13

category : ふぃりぴん人

tags : フィリピン人 外国人問題 不法滞在 違法入国 法務省 入管 入国管理局 フィリピン TNT Calderon

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今日は新聞が休刊日だそうで。ということで昨日の朝刊に今日の分のラテ欄も含まれているわけだが、今日帰国するらしい(おそらく今朝のマニラ便での帰国、ということはこれをアップした時点では既に機上の人、だろう 追記:今夕の(おそらく)NW便で帰国なんだそうだ。あくまで自主帰国だから、らしい)例のカルデロン一家の両親についての報道が(ラテ欄の)今日放送分の番組のあちこちで見られる。要するにメディアにとってはネタ、埋草でしかないということか。

数日前にはNHKの夕方の番組でまたこの一家について取り上げ、コメンテータとしてオウム真理教で一躍有名になった江川紹子が登場。見ていたら自称援護派だろう素人、メディア、学者その他「知識人らしい」連中と言うことはほとんど同じ。(さもありなん)

驚いたのはカルデロン両親二人がなぜ違法な手段を使ってでも日本に来たかという説明で「出身地であるフィリピンの山村では仕事がなく」と江川が。はあ? 少なくとも夫/父親であるアラン・カルデロンはマニラのトンド出身であることが幾度か報道されている。フィリピンのマニラ近辺をある程度知る者なら、「え、トンドが山村?」となるだろう。そうか、この江川というのもオウム真理教のころは知らないがこの一家のことではろくに取材もリサーチもしてないんだなと。


と、こんな記事も。

蕨のフィリピン人一家不法滞在:デモめぐり、市民団体が小競り合い /埼玉

4月12日11時1分配信 毎日新聞
長女に在留特別許可が認められた蕨市のフィリピン人、カルデロン・アランさん(36)一家の処遇をめぐり、家族全員の国外退去を主張する市民団体約100人が11日、市内でデモ行進を行った。JR蕨駅近くの公園で、このデモを「外国人排斥」と非難する市民団体と小競り合いになり、非難していた男性(37)がデモに使う横断幕を奪ったとして蕨署に窃盗容疑で現行犯逮捕される騒ぎもあった。



はてさて、また例の右翼気取りのとっちゃん坊や主宰だかの団体の示威活動のひとつか。こういうことをするのがうさん臭い。

もしこのデモがその彼らの活動の一つだとしたら、彼、彼らが建前で言うのとは違ってそれには確かに外国人排斥の意味があるのかもしれないし、実際外国人を嫌う人もまだまだ日本にだって他にもいるだろう。まあ、誰が好きで誰が嫌いでも、そのこと自体他人が好きになれと強制できることではないけれど。

しかしネットで見ていると、横断幕を奪ったという非難した市民団体の男性と同じく、どうもこの一件で政府や法務省の決定に反対している自称人権援護派だか左翼だか「リベラル的なことを言っていれば自分が知的に思えるだろう、ちょっとうれしいいい気分」な連中のほうが、どうも感情的過ぎるようだ。


自ら「メディアウォッチ」と称するJ-CAST(電話取材ぐらいはするらしいが)のフィリピン人一家の在留不許可 「可哀そう」か「自業自得」なのかでも依然としてコメント欄が騒がしい。乱暴な物言いをしている連中は「援護派」、しかもどうもお子ちゃまあるいはお子ちゃま的な頭しか持っていないのが多いらしい。この記事以外のブログなどでもどうも「のりこちゃんは日本人なのに」とか、勘違いしている連中がいる。

この一家の一件関連のWikiもある。

e-politics Wiki: 外国人政策 > カルデロン一家問題

このWiki中で以下の部分に注目してみると:

カルデロン一家がいったん帰国→正規のルートでの再入国をせずに「在留特別許可」にこだわる理由

結論からいえば、在留特別許可が降りない場合、カルデロン夫妻は日本での就労資格を得られず、家族が一緒に暮らす事もできなくなるからです。



これはおそらくほぼ間違いなく正しい。フィリピンの貧困層の連中がよく口にする(といっても外国人相手にだけである)「フィリピン仕事ない」は本当とは言えない。フィリピンは学歴、能力や資質、コネその他がない者たちには競争が非常に厳しい社会であって、これは程度の差こそあれどこの国でも同じだろう。そうしたことを言う彼らの多くは「自国以外の他の国なら(自分にも)仕事があるだろう」と信じ込んでいる。だがもちろん現実はそんなに簡単ではない。

そしてなぜ外国人だけにそうした泣き言をいい、他の自国民、同胞には言わないのかと言えば、それはもちろん自国の事情を外国人などよりははるかに良く知る彼らにはそんなことを言っても笑われる、バカにされる、蔑まされる、負け犬の烙印を押されるからである。そして泣き言を言ってもなんの得にもならないことを知っているからでもある。

また、違法な手段で海外出稼ぎをし、いくばくかの金を持って帰国した連中の中には、例えば「日本でウェイトレスをしていた」、「日本で建設関係労働者として働いていた」、と周囲の者たちや友人たちにさもそれが合法的なことであるかのように話す者も少なくない。あるいは違法な入国と滞在、就労であったことを明かすにしても、それを言う側も聞く側も、法を遵守するという意識が非常に薄い(者が多い)。これがフィリピン人とフィリピンという国(もちろんすべてではない)の現実だ。そして「友達の誰々ちゃん、お隣の家のお父さんは日本でそうして働いて家を建てた。私も日本へ行こう」となる。

援護派が言いたいんであろう、「経済的、生活レベルその他が日本より劣っているであろうフィリピンに帰すのは(文化的生活が可能とは思えず)冷酷だ」というのであれば、フィリピンだけでなくアジア各国、中南米、アフリカ、東欧その他同じく経済的には日本より恵まれていないところに人々を日本で受け入れるべきだと運動でも活動でもし、またそうした主張を叶えてくれる政治家に投票したらいい。(個人的にはとんでもないことだと信じるが)

そして以前も書いたけれども、この一件が例えば欧米先進国から来た連中だったら援護派は何も言わないのか?とも同時に思う。


同じWiki内の基本的な構図では:

入管実務では「在留特別許可」を認めるための細かい内部基準がありますが、一家全員在留資格のない外国人家族のケースだと、以下のような基準を満たしている必要があります。
(1)おおむね10年以上の日本での在留年数
(2)日本で生まれたか、幼少の頃に来日した子供がいる
(3)その子供(長子)が中学生以上である
(4)素行が善良である

カルデロン一家の場合、
不許可裁決が出た時点→子供が小学5年生((3)の条件を満たしていない)
今現在→子供が中学1年生((3)の条件を含め、全ての条件を満たしている)
不許可裁決が出た時点で子供が小学5年生だから不許可になったのであって、「今現在」の子供が中学生1年生の時点で裁決を出した場合は一家全員に在留資格が認められていたであろうケースになります。



としている。自分はこの4番目が引っかかったと考える。カルデロン一家は真面目に暮らしているじゃないかという指摘もあるかもしれないが、そもそも他人名義旅券で入国したということは、そのはじめから「不法滞在を意図していた」ことに他ならない。前にも書いたように、実際は不法滞在と違法就労を目的としながらも、観光ビザで入国して文字どうりそのまま不法滞在と違法就労を続けた、というのとは違い、カルデロンケースの場合その違法行為の自発性、意図的であることはより明らかだ。そしてそうした違法な手段方法によって上陸し不法に滞在している状態で何が「まじめに生活」なのか、ということ。これに異を唱える人たちは、「違法だろうがなんだろうが、更なる別な犯罪や違法行為にコミットしない限り滞在と就労を認めてやれよ」と言っているわけだ。

だとしたら、彼らは国家とか国籍とかという概念さえも否定しているわけだな。国とかナニ人だとか国籍がどうとかというのは、どこがどちらが偉いとか偉くないとかそういう問題じゃないのだ。日本よりも経済的には遅れている、あるいは恵まれていない国に生まれたのは不幸で可哀想、か? それを言うこと自体、奢った考えだ。幸せとは経済的なことばかりじゃあない。そもそもこの一件では、フィリピンという国やフィリピン人について知ってか知らずか上から目線の連中が多い。

世界中で「違法入国、滞在は認めない」という流れが各地でのテロによって各国の当局をより硬化させているのは事実であって、「まじめに生活している」という形容をただの「不法滞在」外国人とこのカルデロン一家を同列に与えるのはやはりおかしい。

ネット上では中には「カルデロンて本当にフィリピン人? 偽装パスポートを使ってたってことは違うんじゃないの? フィリピン人でもないんじゃないの?」とかとぼけたことを言う人たちもいるようだが、フィリピン人(だけではないけども)の世界中への不法入国、滞在、発覚、逮捕、強制送還の憂き目、というのはそれこそ100年以上の歴史(爆)があることであって、その意味では今回のこの一件も珍しいことでもなんでもない。


さらに、

将来的にのり子さんが日本に帰化した場合、両親を日本に呼び寄せる事も可能になるのではないでしょうか?

「移民・外国人の家族呼び寄せ」ですが、日本の場合、外国人の家族呼び寄せは尊属(両親・祖父母)は原則として対象にはなりません。
外国人が日本に帰化して「日本人」になった場合でも、その両親や兄弟は「外国人」のままですので、両親や兄弟の呼び寄せが可能になる訳ではありません。 南米出身の日系人が両親を呼び寄せているケースもありますが、あれは呼び寄せる両親自体に日本人との血の繋がりによる在留資格があるから可能になっています。
カルデロン一家のような普通の外国人の場合、子供が日本に帰化しても両親や兄弟の呼び寄せはできません。

正確には、両親が70歳以上・本国に身寄りがない・病気で面倒を見てくれる人がいないなどの事実のコンビネーションで「特定活動」の在留資格が認められる事はありますが、カルデロンのり子さんが日本に帰化した場合でも、法改正されない限りは両親を呼び寄せるのはかなり難しいと思います。



Wikiのこの項では親族ないし家族の構成員を母国から日本に呼び寄せ定住させることについて言っているのだろうが……

「親族訪問ビザ」とかFamily Visiting Visaとか俗に言われているようだし、在日フィリピン人の少なくない連中もこういう言い方をしているのだが、実際日本にはそうしたビザ(査証)はない。(ただし例えば米国にはある)

日本に在留している外国人が家族親族を日本に呼ぶ場合、観光目的での入国を希望する外国人用の通常の短期査証で、申請時にその目的を「親族訪問」とするだけなのだ。ここまではWikiは正しい。

例えば、上のような日本に在留してる外国人が母国にいる家族親族を日本に呼ぶ場合、そうした観光旅行者と同じ種類の短期ビザを申請、初回は通常2週間程度のビザが発給される。それを数度繰り返すことで長期在留が認められることになる。(=こともある) もちろんこれには実際に来日する者、その親族だという在留外国人、日本人配偶者がいる場合であればその日本人、すべてを実際は発給前に法務省が審査する。(日本人配偶者は保証人となるため。在留外国人がこの保証人になれる「こともある」) つまり三者いずれも誰でもいい、来れる、呼べる、というわけではもちろんない。一番はっきりしているのは、不法滞在中の外国人はそれは絶対不可能、親族家族を呼ぶことはできないということ。

帰化自体についてもそれが認められるまで同様に審査調査が行われるのは当然だが、知り合いに一人帰化したフィリピン人妻がいる。彼女は最初に日本に来てから20年程度経過しているが、帰化申請提出から実際に帰化が認められるまでにはおよそ半年掛かった。彼女は帰化せずとも日本に在留することにはなんの問題もないのだが、その彼女が帰化という手段を選択したのは彼女自身の理由があってのことだ。詳しくは書かないが、彼女には母親がフィリピンにいるだけで、兄弟姉妹もすべて結婚しそれぞれ家庭を持って暮らしており、母親もその兄弟姉妹も日本に呼ぶつもりはないとのこと。彼女は母国であるフィリピンという国に失望して日本への帰化を選択し、それがかなった。


話をカルデロン一家に戻すと、両親二人が帰国した以後、日本のメディアや支援者たちという連中がどういう動きを見せるのか注目したい。そして、「娘が在留を続け両親が帰国した場合でも、娘に会うための両親の来日は特別に配慮する」とした現法相の談話はあくまでもその現法相のコメントだということを忘れないほうがいい。次の法相が同じ考えとは限らない。

どこだかの大学教授だかが、「違法入国だとしても、その違法入国先に日本を選んでくれた(=だから許してやれ)」とか言ったとか。まともな大人とは思えない。また、「日本政府や法務省がカルデロン親子を冷酷にも引き裂いた」と思っている人たちは、今回の彼らの対応が他国と比較すればきわめて温情的なものであることを知るべきだろう。

はっきり言う。すべての責任はカルデロン両親にある。ゴネればそうした責任を取ることなく自分の主張、希望が通ると思うのは間違いだ。そしてもちろんこうなったことについて自分らの娘に対しても責任を取らなくてはならない。そして現行法に基づき、カルデロン父を雇用していた日本人も罰せられるべきだとも思う。

マニラでがんばれよ。自分はキアポで野菜のストリートベンダーを続けてアパート経営者にまでなった奴も知ってるぞ。
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フィリピン人には特に気前の良い神様

2007.11.23

category : ふぃりぴん人

tags : フィリピン人 不倫 TNT オーバーステイ 教会 駆落ち

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知り合いP人妻から電話があり、「暇?」とか言う。電話があったその日その時のことを聞いてるのかと思ったらそうではなくて、数日後の某日午後に数時間ぐらい時間取れないか、ということだった。

なんなの?と聞くと、「あのねえ...」

もう、その「あのねえ...」の声の調子、トーンでろくでもない話らしいことは想像がついた。なんでも知り合いのピノイ(オーバーステイ、連中いうところのTNT)が隣県の別な比人妻と不倫中だとかで、相談しに来るから一緒に来れないかという話。電話をしてきたP人妻も自宅に招いて話をするのは自分の旦那手前もあって嫌らしく、ファミレスかどこかで会うことにするんだという。

こっちこそ「あのねえ」ですよ。不倫しちゃってるという話を聞くだけならまだしも、不倫カップルの相談を聞いたりアドバイスだなんてとんでもない。普段日本人ばかにしてるくせにいざというときは助け舟欲しいってわけですか。(爆)

ちなみにそのピノイは40代後半、比人妻は35過ぎだそうで、二人はフィリピン人たちが集まる(てことはタガログか英語でのミサがあるところなんでしょう)教会で知り合ったんだそうだ。「日本人旦那がいることは最初から聞いてたけど、好きになっちゃった」とそのピノイは仰ってるそうな。ほんとかい。旦那がいようとそれが日本人だろうと、そんなことハナから気になんかしてないんとちゃうか?(笑)


この「教会」というがまた曲者で、フィリピン人が集まる教会などには日本人家族が一緒に行くことは少ないのではないか。また、よしんば一緒に出かけるにしてももちろんフィリピン人はフィリピン人同士でべちゃべちゃ話すわけで、Pパブ通いでタガログは覚えたなどととぼけた勘違いをしているぐらいの旦那方にはとても彼らが何を話しているか理解はできないだろう。つまり、面前でも隠したい、聞かせたくない、知られたくない話はいくらでも彼らはできるわけだ。

そして、こうした教会などで知り合い不倫、その後駆け落ちなどは後を絶たない。逃げられ、残された旦那や子供たちはいい面の皮である。しかも駆け落ちしたカップルが図々しいというかこバカにしているというか、旦那と暮らしていた同じ県内に住むこともある。


以前聞いた話では、そうして教会に集まるフィリピン人同士で毎月いくばくかの金を出し合い、親睦会などの経費として貯めようということになり、とあるTNTフィリピン人夫婦に会計役をまかせた。ところがある金額が貯まったところでその夫婦がその金を着服していたことが発覚、怒るフィリピン人たちに対してその夫婦は「ごめん。返すから。でも今はお金ないんだ」とうそぶいたという。現地では良く聞く話のようでもあるけれど、こんなことがここ日本でもあるんですな。それもフィリピン人同士のコミュニティで。

あるいは、教会で知り合った比人女性が別なもう一人に、「旦那に殴られてる。逃げたいんだけどアパートを借りたりするお金がない。もしあるなら貸してくれないかな」と頼まれ、自身の旦那の不誠実さで悩んでいてもいた相手がなけなしの貯金5から50万円を貸すと、その女はフィリピンに帰国し連絡を絶った、なんて話も聞いたことがある。(これは5年以上前)

で、この話の続きはつい先日耳に入ってきたのだが、その借金踏み倒し女はフィリピン某地域の地元の町でちょっと前に殺されたのだそうだ。(爆) きっとこの女、あちこちで同じこと、借金踏み倒しを重ねていたのじゃないだろか。


フィリピン人たちに言わせると、ウソには2種類(white lie & black lie)があって、ついてもいいウソとついちゃいけないウソがあるんだそうだ。(笑) ついちゃいけないほうというのは神様もお許しにならないウソ、ということらしいのだが、あんたたち、結局いつも最後は「神はお許しになる」だの「許しを乞えば必ず神は~」とか言うじゃあーりませんか。てことは何言っても何しても許されるからと自分らで勝手に都合のいい解釈するんだよね。(爆)

敵なしじゃん。それじゃかないませんわ。(呆)


で、比人不倫カップルの相談話の席に参加してという件、もちろんお断りした。(笑)
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