2007.12.08
category : ふぃりぴん
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フィリピン アロヨ 大統領 政治家 ケソン
こんなブログを見つけた。
Manuel L. Quezon III: The Daily Doseそう、このブログの主はあのケソン大統領の孫なのである。「ケソンってフィリピンの市や通りの名前じゃないの?」という人は置いておく。「州の名前にもあるよネ」という人はオシい。(笑)
で、このジャーナリストらしいケソン大統領の孫氏はアンチ・アロヨ大統領だか現政権に批判的な立場をとっているらしい。
そして日本人が書いているブログの多くでは、在比でもそうでなくてもアロヨ大統領のことを悪く言う/書く人が多い。なぜだろうか。
夫婦、いや家族で私腹を肥やしているって? よし、それが本当だとしよう。が、そうした「悪事」を陰でしていたとしても、フィリピン歴代大統領で国の借金を減らし財政を少しずつでも立て直しているのはアロヨ大統領だけじゃないのかと。
彼女や彼女の家族が私腹を本当に肥やしているかは分からないが、それをしていたのはこれまでの大統領の多くがそうだっただろう。で、マルコス以降アロヨまで、そうした(再度いうがそれが本当かどうかはまだ決着していない)ことをしながらでも、実際に大統領として国のためになることをしてきた人がいたのか、なのだ。
国の財政やら負債やらには一切関知せず興味も関心もない多くの国民は、物価上昇などだけに敏感に反応する。まあそれもどこの国でも似たようなもんだろう。だが、このまま国の借金が増えていき、IMF管理下にでも置かれたらそれこそ庶民の生活はどうなるか。
ちょっと前にある新聞に、フィリピンでは「世界遺産(の英語)」という言葉さえ知らない者が多く、比国内の世界遺産のうちあの棚田はすでに「危機遺産」に入ってしまっている。同じようにIMFという言葉を聞いたこともないという人がフィリピンには多いんだろうなあ、とも思う。
ちょっとずれたが、で、やはりなぜ日本人、少なくともネットのブログなどでは日本人からのアロヨ氏の悪口が目立つのか、不思議に思ってしまったわけで。他国といえども大統領を失礼極まりない呼称で書く人はなぜ多いのか。なんでアロヨ氏がダメだというのか、説明を聞いてみたいと思ったりもする。
自分がネットで話すフィリピン人の中には、アロヨは今までで一番まともな大統領の一人だというやつが少なくない。彼らの多くがどちらかというと裕福なフィリピン人(こっちは貧乏日本人 爆)であることも関係しているのかもしれないが、彼らの意見は筋が通っている。
貧困層への支援なりが足りないという批判もあるかもしれないが、今まで大統領の何人かがしてきたパフォーマンス、つまり彼ら貧困層に対しての人気取りだけの施策はあっても、根本的な対策をしてきた大統領はいたのか、とも思うのだ。
ま、しょせん他国のことであって、選挙で投票する権利もない外国人の自分にできるのはこうしてぼやくことしかないのではあるが...