フィリピンその他で「
知り合いの家」とか現地のネットカフェからネットを利用することがある人も多いだろう。
そうしたとき、使わせてもらうPCに日本語環境がない、あるいはそもそもインストールされているOSが日本語版でない、なんて場合、ネット上の掲示板やらブログにコメント(いや自分のブログで記事を書く、でもいい)する、ウェブメールで日本語メールの読み書きをするなんて時、それができないといらいらする人もいるのではないか。
かな漢字が使えないとか贅沢な文句言うな!などとは年寄りの自分でも言わないが、かつては「そんなの使えないのは当たり前だったんだよ」なのである。その当時は日本語つったってローマ字で書いた日本語しか使えなかった。(爆)
そういえば、
Friendster上で知り合ってYahoo! Messengerでもチャットしようと請われて話したフィリピン人の子(本人曰く来日したことは一度もないそうだ)は、そのチャット中にときどき妙な漢字とか仮名が文章に混じる。(笑) これはどうみても文字化けとかではなくて、彼女が使っているPCに日本語版ウインドウズがインストールされているかららしいのだが、ネットでじゃなくて実際には日本人とはまだ一度も一人とも会ったことがないですというその子なのに
Friendsterのその子のフォトアルバムにはなぜか日本人男性の写真があったりもする。(笑) これまた本人曰く、「ああ、それは従姉妹の一人が元ジャパユキでその彼氏だかお客だ」と言うのだが。
そんなことはともかく。
最初に書いたようにフィリピンなんかで「お友達宅」やらネカフェで日本語が使いたいとき、ウェブ上で完結できる作業なのであれば、
Ajax IME: Web-based Japanese Input Methodなんてのがあってけっこう前から利用できる。最近Yahoo! Japanが懐かしいVJE(好きで昔は使っていたっけ)をオンラインで使うAPIをどうたらというニュースも伝わってきているが、この
Ajax IMEは今すぐ使える。
だがウェブだけではなく、例えば表計算とかもっとちゃんとした文書作成その他で日本語が使いたいという人もいるだろうし、そもそも使うアプリのメニューその他が日本語でないとダメという人もきっとたくさんいるんだろう。
だとすると、そういう人はLiveCDを使うと便利なんじゃないか、と思うのだ。
LiveCDというのは、ハードディスクなどにインストールすることなく使えるOSの総称みたいなもんである。さすがにウインドウズなどの商用OSではそれはないが、例えばLinux系OSのもののLiveCDならば相当の種類が存在し、またごく一部の例外を除き多くは無料で使える。
こうしたもののうちどれでも好きなものを普段、あるいはときどき使ってその使い方に慣れておけば、旅行の際そのCDさえ持参すれば日本語版OSがインストールされていないPCで、しかもそのPCにインストされているシステムやハードディスクに変更を加えることなく「使わせて」もらうことができる。これって、便利じゃあーりませんか?
例えば最近自分が使っている
Kubuntu Linuxや、その方面のスタンダードであるらしいUbuntu Linux、Knoppix各種その他、とにかく持っているだけじゃなく数回は自分で使ってみて自分の使い方で困らない程度に利用法を覚えておくといい。立ち上げ方、終了方法、日本語入力の仕方などなど。借りたマシンにデータを残さず、という部分では、荷物にならないUSBメモリも持参するとか、オンラインストレージを利用してデータ保存するとか、いくらでも方法はある。
どのLiveCDが良いかというのは一概にはいえないので、利用者自身でどれかを選択する、試してみるしかない。
ライブCDの部屋というサイトにはこうしたLiveCDが各種まとめられているので便利だが、基本的には利用者が多いもの/OSを選択しておくと、何か困ったときに教えてもらえる(かもしれない)人の数もそれだけ多いだろうし良いかもしれない。
「誰かの自宅はともかくネットカフェで勝手にそんなもんでそこのPCをブートしていいのか?」
あ、そうですな。たぶん大丈夫だとは思うんですが、特に大して詳しくもないスタッフだらけのフィリピン国内のネカフェでは。それでも文句言われたら日本人得意のチップでなんとかするとか。(笑)
先日某チャットで話したPLDTのサポート担当(おそらくpldt.net、つまり同社のDSLサービス部門)という40ちょっと前のピノイはこちらがKubuntuを使っていることを知ると、
「あー、うんうん。Kubuntuね。知ってる知ってる聞いたことがある。で、俺も使ってみたいんだけど、どこでダウンロードできんの?」
って、得意の知ったかぶりですか。お前らフィリピン人はどーして他人に聞けばなんでも教えてもらえる簡単でいいとしか考えないんだよ!(呆) 自分で探してみようと思わないのか? それともたった数回〜数十回キーボードを叩くのがそんなに面倒なのか???(爆)
「ググれ」と言ってGoogleてどこだ、アドレスは?とか聞かれでもしたらずっこけるので、「ヤフれ」と言っておいた。(笑)
フィリピン人にとってネットはYahoo!命ですから。
そうそう、Ubuntu LinuxやKubuntuのLiveCD(かつ、ハードディスクへのインストーラでもある)の入手は、
Ubuntu Japanese Teamがすべて日本語で書かれているページなのできっとお勧めでしょう。