AmarokはKDEでは標準的な音楽プレーヤソフトである。最近のこの手としては普通のiPodやその他の携帯音楽プレーヤへの楽曲転送などもできる。(個人的には使わないが) 機能満載な分動作が重いといって嫌う人もいるようだが、音楽再生用ソフトでなにかひとつとなるとこれが一番いい。
Kubuntu 8.04に一緒にインストールされるAmarokはバージョン1.4.9.1で、これはAmazonからCDカバー写真をフェッチする機能でAmazon側の仕様変更に対応した最新版。現在開発チームはバージョン2の開発に忙しいらしく、そのバージョン2ではApple iTunes Storeでの楽曲購入もサポートされるとかされないとか。
さて、Amarokでは楽曲コレクションデータの保存と管理に
SQLiteをデフォルトで使う。SQLiteデータベースエンジンはAmarokに埋め込まれているので、このまま使うなら何も設定は必要ない。しかしコレクションが増えてくると、その更新にだんだんと時間が掛かるようになってくるし、何かのきっかけでデータベースが破損しAmarokが使えないことも(自分の環境では)あったのでよろしくない。。そしてデータベースではどれでもそうだが、SQLiteではそのイライラ感がやってくるのが意外に早い。ということで、Amarokの楽曲コレクション用データベースにより安定していてレスポンスもよい
MySQLに変更する。
まずはMySQL自体のインストール。これはUbuntu/Kubuntuなどでは例によってパッケージを選択してインストするのみ。GUIなパッケージマネージャAdept(UbuntuだったらSynapticなんだろね)ではなく端末でコマンドラインでやるなら:
sudo apt-get install mysql-server mysql-client
MySQLがシステムにインストールされたら、Amarok用のデータベースを作成する。その後Amarok側でそのデータベースを楽曲コレクションに使うことを設定してやれば完了だ。
ネットを検索するとこの作業の手順は簡単に見つかる。こんな感じの手順。
mysqladmin -u root password PASSWORD
最初の一行はMySQLのrootパスワード設定だが、確かにKubuntu 7.10のときはこれが必要だった。しかし8.04でMySQLをインストする際、そのインスト中に既にこのパスワード設定をしろと言われてしたのに。どうやら7.10用と8.04用とでパッケージングが違っているらしい。
とにかくこのrootパスワードでエラーが出るならきっともう既にそれは設定済みだと思うので、先に進む。次は実際のデータベース作成。
mysql -p -u root
CREATE DATABASE amarok;
USE mysql;
GRANT ALL ON amarok.* TO amarok@localhost IDENTIFIED BY 'PASSWORD_CHANGE_ME';
FLUSH PRIVILEGES;
quit
データベース名はamarokとし、ローカルホストのamarokユーザからのアクセスは全部許可。そのユーザamarokのパスワードはPASSWORD_CHANGE_MEとする。つまりこのパスワードは好きなものを指定する。もちろんこのままでも構わないが、その場合は忘れない、あるいはメモしておく。(笑)
データベースが作成できたらAmarok側でそれを利用する設定。Amarokの設定ー>コレクションと進み、以下のようにMySQLを楽曲コレクションで使うよう設定する。
Hostname: 127.0.0.1
Database: amarok
Port: 3306
Username: amarok
Password: Your Password <ーデータベース作成時に指定したユーザamarokのパスワード
設定すると設定画面はこんな感じ。(自分は英語にして使っているのでアイテムが英語表記になっている)

これでコレクションの再構築をするなりすればいい。Amarokを最初に使うときにこれをしておくと二度手間にならずマル。
コレクションが増えてきて最近どうもAmarokが遅いという方にはオススメです。
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